「夕隠れの神様」あとがき

「夕隠れの神様」読んでくださった方、ありがとうございます。

まだお読みでない方はこちらからどうぞ!!

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こんにちは、なずなです。

文字を書くのが嫌で、この台本をまだ書いていない段階で夕隠れの神様の予告動画みたいなのをお遊びでつくってTwitterにあげました。

その時から話の大筋は決まっていたのですが、後々考えてみると純粋な神様と人のお話ではなかったため、もしかしたらそういったお話を期待されていた方には申し訳ないことをしたなと今になって反省しております。

今回というよりいつもですが、なかなかうまく書けず、書き終えた後も上げるかどうか迷っていました。これって面白いのか?と考えてしまうとだめですね。

何より、私は自分を肯定するのがとてつもなく苦手なのでいつまでもうじうじと考えてしまいます。

もしも、何か感想がありましたらTwitterやマシュマロ、またボイコネにも上げるので、いただけると励みになります。


さて!お話や人物について書いていきたいと思います。


・夕神様

りんの兄もしくは姉。

10年前の火事を何とか生き抜いたものの、生贄にと攫われた。

二人がいた寄崎村は孤児の多い貧しい村だったので、燃やされたのはそのことも関係しているのかもしれない。

途中までは夕神様として存在していたが、りんが傍にいる内に人間らしさを少しだけ取り戻しつつあった。まさか、りんが妹だとは思っておらず、それに気づいた時のこの人の心情を思うと胸が痛いですね。

兄(姉)と兼ね役と書いたのは、夕神としてではない発言がちらちらとあるので兼ね役と表記しました。みんながどう演じるか楽しみだな。

夕神様として死のうと思っていたのに、最終的にはりんの兄(姉)として死んでいった。

嫌いな炎の中で。

今度こそ、あの子の神様になれたらいいね。

もしも、ボイコネでないとは思うけれどお気に入りが50行くことがあれば、兄(姉)のことについて書きたいな。


・りん

10年前から兄(姉)の仇を取ることだけを考え、みなが嫌がる生贄を自ら名乗り出た。

確かに村が火事になったのは夕神様のせいだが、置いて行った自分にも非があると思っており、そこから目をそらすことで何とか生きてきた。

最終的には夕神様のことを大切に思い始めていた。

10年前、結局兄(姉)は炎の中で死なずにいたけれど、今度こそ炎の中で死んでいった。

しかも、自分があの日置いて行ったせいで兄(姉)は目を潰されて、人格さえも壊されて夕神様になったって考えると、辛いですね。

今度こそ、兄(姉)と一緒にいてほしいなって思っています。


・夕神村

人って怖い。人が一番人を嫌っているなって思いません?

今までの祟りは人の手によるものだったけど、最期、この村が燃えたのは何の祟りなんだろうな。個人的に答えは出ているのですが、いろいろ考えてしまいますね。


なにかあれば付け出します。


そんなこんななお話。

ほんとに文才がないので、相変わらずとっちらかってる台本ですが一人でも好きだなって思ってもらえたなら幸せです。


以上、なずなでした。


薺箱

ー薺箱ー なずなが創作した 物語が詰め込まれた箱

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